7月に起きたauなどの大規模な通信障害でKDDIの情報発信が不十分だったことをうけ、総務省は障害の発生から原則30分以内の公表を求めるなど報告書案を示しました。 7月に発生したKDDIの大規模な通信障害では、61時間以上にわたって延べ3091万人以上が音声通話やデータ通信を使いにくい状態となりました。 また、利用者への最初の周知に1時間半以上かかったほか、15時間以上にわたって情報の更新がなかったこともあり、事業者による周知、広報が課題となっていました。
「通信障害発生から原則30分以内に周知を」総務省が報告書案示す…通信障害発生時の事業者の周知広報について、TBS NEWS DIG,2022/11/29 16:46
通信インフラが倒れた時、そもそも通信できない
そう。そもそも通信できないのだ。もし出先で公衆Wi-Fi環境がない場合、Webにアクセスする術はないのだ。
たとえ公式HPやアプリで文書を提示したとしてもアクセスできないのだ。
例えば、Webは障害があるけど電話が使えるだとかその逆であれば問題ない。でも障害である以上、どんなケースなのかは多岐にわたる。
「30分以内に」などといっているが、アクセスできない以上どうしようもない。
どうする気なんだろう。公式HPに掲示してマスコミにでも連絡する?そのぐらいしかできない気もする。
そもそも30分で障害特定は不可能では
30分で初報を出す場合、内容が薄くなりそうに思う。
「今現在、障害が起こっている可能性があり、一部のユーザー様で通信が正常にできない可能性があります。現在、障害の特定を行っていますので今しばらくお待ちください。」とかだろうか。
これが初報として許されるのであればできるだろう。でもこれは何の意味も持っていないように思う。これを出したら満足するのだろうか?そうでもないように思う。
でも30分で出せと言われたらこのぐらいなのだろうか。通信がおかしいときに自動的にそのメッセージを出せば許されるのだろうか。
結局何の意味もない通知が出るだけで、一般ユーザーは「つながらない」という現状に打ちひしがれるしかない気がする。
総務省がこうやっていうのだから、各業者が総務省に30分以内に連絡を入れればいいのだろうか。こうやって公務員とかの末端が疲弊していくんですかね。
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