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世代交代をしなかった公明党はどこへ向かうのだろうか

公明党
https://news.yahoo.co.jp/articles/10497cd877e920549c0413a50e0cc84844d40cf3

山口代表が8選となり、代表が続行しただけでなく副代表も69歳、70歳が任命されたようだ。結果的には世代交代をしなかったことになるのだが、この決断はどう出るのか。

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公明党の執行部遷移

新執行部の顔触れはこうである

いままでこれから
代表山口那津男 1952年7月12日生(70歳)山口那津男 1952年7月12日生(70歳)
副代表北側一雄 1953年3月2日(69歳)
古屋範子 1956年5月14日(66歳)
斉藤鉄夫 1952年7月5日(70歳)
北側一雄 1953年3月2日(69歳)
古屋範子 1956年5月14日(66歳)
斉藤鉄夫 1952年7月5日(70歳)


幹事長石井啓一 1958年3月20日(64歳)石井啓一 1958年3月20日(64歳)
中央幹事会会長北側一雄 1953年3月2日(69歳)北側一雄 1953年3月2日(69歳)
政務調査会長竹内譲 1958年6月25日(64歳)高木陽介 1959年12月16日(62歳)
参議院議員会長西田実仁 1962年8月27日(60歳)西田実仁 1962年8月27日(60歳)
参議院幹事長谷合正明 1973年4月27日(49歳)谷合正明 1973年4月27日(49歳)
幹事長代行赤羽一嘉 1958年5月7日(64歳)赤羽一嘉 1958年5月7日(64歳)
選挙対策委員長高木陽介 1959年12月16日(62歳)西田実仁 1962年8月27日(60歳)
国会対策委員長佐藤茂樹 1959年6月8日 (63歳)佐藤茂樹 1959年6月8日 (63歳)

そう。結局変わっていないのだ。石井代表が既定路線だとされていたのにもかかわらず、やめたとの報道もある。

そもそも公明党は、内規として定年制があることを忘れてはならない。現在の執行部になっている人の任期は、衆議院の議員は2025年、参議院は2028年改選だ。

本来の内規のまま行けば、「任期中に69歳か在職24年を超える場合は原則公認しない」となる。
衆議院任期満了は解散がなければ2025年10月で、次の任期末が2029年10月となる。となると、2029年に69歳となる1959年生まれは、今期で原則引退するということになるわけだ。となると、現執行部でまだ次期があるのは高木氏のみで、他は引退だ。

参議院の議員は、いずれも28年改選のためその次は2034年。1964年生まれであるからこれもまた、谷合氏までしか残らない。とはいえ、参議院はまだ任期が始まったばかりなので、気にする必要はないだろう。

近年は、山口代表をはじめとして、例外を認める傾向は強く、党の要職についている人の場合はそのまま続投する可能性はあるでしょう。しかし、目論見通り石井代表体制になったところで、原則を適用してしまうと、もう2~3年しかできないのであって、あまり意味がないともいえるのかもしれない。

2年前にも言われていた「世代交代」の課題

読売新聞にこんな記事が残っている。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200724-OYT1T50159/

そう。世代交代」という課題は。2年前の7選時から指摘されていたのだ。

つまり、この2年間で世代交代はできなかったのだ。この記事が出た後に2021年の衆議院議員選挙、2022年の参議院選挙があったのにだ。

選挙は、世代交代のチャンスだったはずだ。そもそもが比例区のほうが多い公明党であれば、そこまで難しくないはずだ。2022年の参議院選挙では、選挙区選出議員は比較的若い(といっても50代だが)人が当選している事実もあるのだ。

結局幹部クラスが年配で、そこを変えれないのが問題であろう。しかし、いずれは変えざるを得ないのだから少しずつでもテコ入れするしかないのではないか。

山口代表の元ですら、顔ぶれを変えれない

今回の人事で、山口代表のいう顔を変えなかったのに加えて、執行部の顔触れに変化がないのだ。新しい人を登用して育てることもしなかったのだ、できなかったのかは気になるところだ。

しかし、8選と長期にわたり党の実権を握りつつも、部分的に若手を使うことすらせずに、統一地方選が近いとはいえ、自らの地盤固めに走ったという今回の人事は、本当に今まで7期代表を務めてきたのか疑問符が付くといっても過言ではないのではないだろうか。

このまま公明党は、創価学会とともに衰退するのだろうか。そもそも世代交代をしなければいけないといいつつも、代表・副代表がそのまま居続ければ、当然そのまま世代は維持されるのだろう。

公明党政党
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