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国会ってもう少し効率的にできないものなのかね

国会

今国会の会議録が徐々に上がってきているので、見てみましょう。大体どれも第1回目は儀礼的なものでおわるんですけど。

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参議院憲法審査会の例

第210回の参議院憲法審査会の流れはこうだ。

会長代理が、会長の辞任について諮る→異議がないので辞任を許可→会長の選任を会長代理にする動議を筆頭幹事が出す→動議の異議がないので会長を指名する。→会長挨拶→幹事と補欠を会長が指名する→散会

10:49に開会し、10:52に散会する。実に3分間である。

まぁこれはいつものことだし今に始まったことではないのは言うまでもないが、どの委員会等でも同様だ。

参議院 東日本大震災復興特別委員会も憲法審査会と同じ流れで進み、10:25に開会し、10:28で散会となる。

委員会は国会法に定められているわけだし、委員長を決めなくてはならない。決めなくては法に反するのだから仕方がないとはいえよう。

第25条 常任委員長は、各議院において各々その常任委員の中からこれを選挙する。

国会法(昭和二十二年法律第七十九号)

まぁ実際問題選挙はしないが、常任委員から決めるという条文からして、委員会を開き、異議がないことを確認する作業は必要なんだろう。

しかし、この3分間のためだけに常任委員は集まらなくてはいけないのだ。いささか無駄な気がしてならない。

儀式だけの国会は不要では?

もっと効率化を図っていいだろう。もちろん、ある程度暴走を止めるための処置は作るべきなのは事実だ。集まらなければいけないところは、絶対にあるし、議論をするべきところはあるだろう。

しかし、上記のような数分間のために集まるのは無駄な気がしてしまう。国会に効率を求めるのは違うんだろうが、やり方はあるように思えてならないのだ。(とはいえ実際は)

儀式的に決めるだけなら、簡単でいいじゃんと思ってはダメなんだろうか。

というか、そもそも前の国会から2か月しかたっていない割に、理事が辞任したり、会長が辞任したりするからこうなるわけだ。別に選挙は行われていないのだ。党人事によって、しがらみがあるのはわかるが、無駄じゃないか。そんなに人をころころしたところで深い議論なんてできないだろう。すべてを理解する超人なわけはないんだから。

ところで、委員会や審査会などは、トップがいないときは年長者が最初は仕切ることになっている。(衆議院規則第101条第4項、参議院規則第75条など)それによって、7月に当選した中条きよし参議が、「国民生活・経済及び地方に関する調査会」の主宰者となっているのは面白い。まぁ儀礼的なもので、誰でもいいんだろうから年長者にしたんだろうが。当選回数とかにしても同じ人いると面倒ですしね。一意に決まるものとすればそうなんだろう。別に筆頭幹事とかでもいいんじゃない?とか思わなくもないけど。

結局国会ってなんなんだろうね

なんか、いろいろ見てみるとそんなに人いらなくない?ってなってしまう。

やるときはやってるんだろうけど、発言しない人もいるわけですし。政党政治である以上、政策案を出したり、法律案を考える人は別に議員である必要もないわけだ。議決権を行使する人という意味では、数は必要だが、案を揉み議論していくところなんて、結局は各党でやるわけで。

もちろん、当選した議員という明文は大事なんだろうけど、より良いものを国会に出すんだという気概があるなら、そこに外部(国会議員以外)の意見が入っても何ら不思議はないはずだ。

そう考えてしまうと、別に国会議員ってそんなに数いなくてもよくない?と思ってしまうし、もっと効率的にいろいろできるようね?とも思ってしまうのだ。

国会政治
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