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岸田首相の秘書官に身内に採用した件について

政党

各社は批判的な記事を書いているようだ。

自民党 石破茂元幹事長:
総理自身が最も信頼する方、その方が秘書官である。それがご子息ということであって、ご子息だからダメという話にはならない。 一方、政府関係者からは「支持率が下がっている。この時期にあえてやる必要があるのかな。あえてやるメリットが全くわからない」との声も。

岸田首相の長男・翔太郎氏(31)を秘書官に抜てき 年収1000万円超?支持率下落の中で身内人事「メリット全くわからない」
FNNプライムオンライン、2022/10/ 21:03配信、 https://news.yahoo.co.jp/articles/002443a77dfeb8cb106a41f6ecfcbbcdd9f8f26e

周辺は「人事の硬直化回避が狙い」と説明するが、政府内では「世襲をにらんだ布石」との見方がもっぱら。野党は「身びいき」と批判し、自民党内では「政権への逆風が強まりかねない」と戸惑いが広がる。

岸田首相長男の秘書官登用が波紋 野党批判、自民戸惑い、時事通信,2022/10/5 7:10配信、https://news.yahoo.co.jp/articles/63d2af243d865c315b641ece67ff794f8f08e6c4

立憲民主党の安住淳国対委員長は「どなたを秘書官にするのも、それは総理のご判断ですが、ご長男で身内を今、急に差し替えて秘書官にするのは、それなりの理由があってのことだとすれば、ちゃんと説明した方がいい」と指摘した。また「非常に重要なポストで大きな権限を持つ。そこに若いご子息を据えるというのが、岸田政権にとってなぜ必要だったのか。突然すぎて違和感を感じる」などと述べた。  国民民主党の玉木雄一郎代表は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との複数の接点が相次いで判明している山際大志郎経済再生相に対する岸田首相の任命責任を引き合いに「そのタイミングで今度は身内を秘書官にする。優秀な人だとは思うが、感じが悪い」と批判し、「まさに身内びいきだ」とした。

岸田文雄首相の長男を首相秘書官起用に「まさに身内びいきだ」批判の声 突然の人事に波紋広がる、日刊スポーツ、2022/10/4 20:23配信、https://news.yahoo.co.jp/articles/97c0b83ded38e9be70e394034348a25068802c4d

もちろんメディアが直接言っているわけではないが、そういったコメントを載せて記事にするということは、そっちのスタンスなのだろう、

まぁ野党がそう言っているからといえばそうなのかもしれないが。

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支持率下落と世襲批判の風潮からは攻め時

野党・反岸田側からしたら攻め時なのは事実だろう。

国葬議に揺れ、山際大臣の任命責任に揺れているのは事実だ。現に世論調査の内閣支持率は下落の一途をたどっているし、あとどれだけ持つのかわからない。もちろん、国政選挙は近くにないし、ねじれてもいないのだから、造反者が出ない限り辞める必要もない。

自民党が衆議院で絶対安定多数を持っているわけだから、何でも通そうと思えば通るのだから。

とはいえ、いろいろと世間をにぎわすネタを日々求めているのが野党でありメディアであろう。ただでさえ揺れているなかで、内閣総理大臣秘書官に身内を採用したわけだ。内閣総理大臣秘書官は、国家公務員だ。攻めるネタとしては十分ありだろう。

公設秘書が、首相秘書官にスライドするのはそこまでおかしいわけではない

そう。岸田翔太郎氏は、岸田事務所の公設第一秘書を務めていた事実だ。(まぁそんなに期間はやってないが)

そもそも前任の山本高義氏も岸田事務所の政策秘書だったわけで、入れ替えといってしまえばそうだろう。もちろん、後任を育てたいんだ、次世代も使いたいんだみたいな話なのかもしれないわけだ。

過去の内閣総理大臣秘書官をみても、首相の秘書だった人が任命されていることはままあるし、身内が採用されていたケースがないわけではない。福田首相の時は、長男である現衆議院議員の福田達夫氏が務めていたわけだ(40歳の時)。その後衆議院議員になったわけだから、65歳の岸田文雄氏もあと何期やれるか、と考えた時に後任を考えるのは陣営としてはありなのだろう。

そもそも、彼はすでに秘書だったのだ。これが、秘書でもない長男を連れてきたら問題ではあるが、秘書を連れてきただけであれば、そこまで問題にはならないはずだ。

秘書が長男だったから盛り上がるのだ。でも、秘書が身内の議員は結構いる。まぁだからこそ世襲議員が生まれるんだ、と言われればそうなのだろうが。

答弁は中途半端。一理あるとも言えなくもない?

岸田文雄首相は7日の参院本会議で、長男の翔太郎氏を首相秘書官に起用した理由について、「休日・深夜を問わず発生する危機管理の迅速かつきめ細かい報告態勢、党との緊密な連携、ネット情報・SNS(ネット交流サービス)発信への対応など、諸要素を勘案し秘書官チームの即応力の観点から総合的に判断した」と説明した。立憲民主党の石垣のりこ氏の代表質問に対する答弁。

岸田首相、長男起用の理由 24時間情報伝達やSNS発信に期待。毎日新聞、2022/10/7 15:33配信、https://news.yahoo.co.jp/articles/381fe4d08c2ff3f13f7564830b07f44213209757

まぁこれで説明になっているか怪しいといえばそうであろうが、年齢という点だけ比べてみよう。

前任の山本高義は、昨年末で50歳という記事がある。となると、今年51歳だ。
そして、今回起用された翔太郎氏をは31歳だ。

なかなかに若返りを果たしたといえる。こちらとしては、彼が優秀なのか判断する材料を持ち合わせてもいないが、秘書は務まっていたんだろう。
50歳と31歳でどちらが「ネット情報・SNS(ネット交流サービス)発信」ができるかと考えれば、案外ありなのではないだろうか。

もちろん経験等が要求されることはあるだろうが、現在のメンバーを見ても、1960年生、1967年生、1964年生、1969年生、1967年生、1966年生、1969年生(たぶん)のはずだ。もちろんそれなりの役職についていた人がやるからそうなるだろうが、50歳代ばかりだ。

若い力を入れる場所がそこなのか、といわれると別にそこでなくてもよいとは思うが、絶対にやってはいけないわけでもないとは思うのだ。

なんでも批判すればいいと思っているだけ?

結局野党は、何でも批判したいだけなのだろうか。

立憲民主党の安住淳国対委員長は5日午前、岸田文雄首相が長男翔太郎氏を首相秘書官に登用したことに関し、記者団に「時代錯誤じゃないのかなと思う。公私混同と言われないためには、なぜこの重大な局面でたくさんの有為な人材を押しのけてご子息が重要なポストに就いたのかは説明しないといけない」と指摘した。

立憲・安住氏「時代錯誤だ」 岸田氏長男の首相秘書官登用に、毎日新聞、2022/10/5 10:33https://mainichi.jp/articles/20221005/k00/00m/010/056000c?inb=ys

彼は秘書をしてきたのだろうし、内閣総理大臣秘書官としてはこれから始まるわけだ。身内を批判されようが、その立場に置いたのだから、内閣としての仕事がどうかで判断すればよいだけだし、個々での働きぶりが悪ければ、世襲議員になれないだけだろう。

事務所から人を採用しているものなんて、結局身内人事のようなものなのだし、なってすぐに批判したところであまり意味がないようにも思えるのだ。どうせ批判するなら、何かやらかした時に突っ込めばいいのだから。

政党自民党
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