日経平均株価、18日の終値は17日より280円63銭安い2万8942円14銭でした。
東証株価指数=トピックスは16.49下がって1990.50。
「株価 値下がり “当面の利益を確保の動き” 」 NHK、2022年8月18日 16時32分
この報道における「280円63銭安い」は、事実ではあるが、果たして意味のある数値なのであろうか。
本日の日経平均株価は、280.63円安の28942.14円で取り引きを終えた。
280.63円は、安くなっているのは確かではあるが、直感的に伝わる数字なのであろうか。
今日における「280.63円」は、前日比0.96%安であった。
ただこれは、前日の終値が29222.77円だったからであって、前日が1.2%高であることから「反落」程度の表現になるのであろう。
もし、10年前のように、日経平均株価が8000~9000円台であれば、暴落であるが、30000円近くの今は当然暴落ではない。
当たり前ではあるが、単純に比較することを意識するあまり意味のない数値を伝えてしまっているのではないか。
NHKのこんな報道、一般の人が気にしていないからどうでもいいのかもしれないが、ネット記事に情報を付加することで、意味を見出せる側面もあるのではないかと感じる。
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