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結局更迭するんなら、内閣改造するときにすればよかったのに

内閣
第2次岸田改造内閣

山際大志郎経済再生担当相は24日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題を受け、閣僚を辞任する意向を固めた。山際氏と教団の接点を巡っては、外部からの指摘で新たな事実が浮上する度に追認する事態が続いており、岸田文雄首相は山際氏が説明責任を十分果たしていないと判断した。事実上の更迭とみられる。

山際大志郎経済再生相が辞任へ 旧統一教会の問題、事実上の更迭, 毎日新聞, 2022/10/24 17:48

山際経済再生担当大臣らが出席する経済財政諮問会議が急遽中止になりました。 岸田総理は自民党本部での役員会にも欠席していて、旧統一教会との接点が日に日に明るみに出ている山際大臣を更迭させるのではないかと憶測も呼んでいます。 ただ岸田総理は、きょうの予算委員会で山際大臣の更迭については「そういったことは全くない。予算委で質疑を受けている最中だ。丁寧に答えるのが閣僚の役割だ」と否定しています。

【速報】経済財政諮問会議が急遽中止に 山際大臣らが出席予定、TBS NEWS DIG, 2022/10/24 17:43
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岸田首相は本当に「聞く力」はあるのか

そもそも聞く力があるならば、改造するときに替えられたはずだ。

聞く力があることをアピールするぐらいならば、自分の直下につくこととなる内閣のメンバーにはヒアリングをするべきだろう。

内閣でなくとも自民党の総裁であるし、派閥の長でもあるのだ。全国民から意見を徴収するのは現実的ではないし、野党の意見を聞き入れる必要があるといっているわけではないのだ。聞く力をアピールするぐらいならば、自分を慕ってくれている人の話ぐらい聞いたらどうなんだろう。

参院予算委員会で否定したのに更迭すると、宗教法人法解釈に続いてちぐはぐ

まだ更迭を発表したわけではないが、記事が出始めるということはそれなりに何かアクションがあったのだろう。経済財政諮問会議が中止になったからというだけで、各社が記事を出しているのであればそれはそれで問題だ。

「そういったことは全くない。予算委で質疑を受けている最中だ。丁寧に答えるのが閣僚の役割だ」というのは、完全な否定だろう。ここまで言っておきながら方向転換を図るのはどうなんだろう。決断は別の誰かがしているのだろうか。もしそうであれば「岸田首相」という価値は何なのだろう。

先日、18日の衆議院予算委員会で「民法の不法行為は入らない」という答弁を、19日の参院予算委員会で「民法の不法行為も入りうる」と転換した。これに似ている事象といってもいいのかもしれない。

結局彼は自分で決断することはないのだろうか。自分で答弁をしておきながら、翌日に変えるのは最終決定をすべき立場にいる首相としての適格を疑うべきだろう。

「聞く力」があるんだから翌日に変更できた、なんてことはなくて翌日に変えられるぐらいなら事前に聞くべきだ。そもそも国会なんてものは質問通告ありきなんだから、何を聞かれるか、何を審議するのかはわかっているはずだ。それでありながらも答弁を翌日に変えるのは不思議でならない。

関りがあるかはどうでもよいのでは

関りがあるかは正直どうでもいい話だろう。

結局は、被害者がいる以上救済するべきであるし、その団体に対して処罰を可能にしていく方向へもっていくことを考えるべきだ。個人の信仰は自由であるし、仮にそれが反社会的組織であったとしても現に犯罪を起こしていないのであればどうしようもない。

別にそんな奴がいようとも、1人であるなら立法の妨げにならないだろうから無視してしまってもいいのではないだろうか。

統一教会だけを一辺倒にせめて、たとえその団体が潰えたとしても他の類似団体はのうのうと生きているわけで。創価学会だって、集団ストーカーを指摘されている事実はあるだろう。幸福実現党は政党として成功しなかったけど、政党として認められてしまったから「創価学会」だけは特別なんだろうか。

決してそうであってはならないはずだ。立法府が「統一教会をつぶす、統一教会憎し」で議論を進める方向性は何も生まないのではないだろうか。やりたいことは宗教法人法がザルだから変えるのが目的のはずで、そこをはき違えてはならないだろう。

内閣政党政治第2次岸田改造内閣自民党
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