少子化対策をめぐり自民党の茂木幹事長はきょう、視察先の福島県で、全国の公立小中学校の給食費の無償化の実現に取り組む考えを示しました。
自民党の茂木幹事長は福島県二本松市にある認定こども園を視察し、子育て当事者や施設の職員らと意見交換を行いました。
自民党 茂木敏充 幹事長
「全国の公立・小中学校の給食費の無償化を」茂木幹事長、自民党として政府に提言へ、2023年3月20日(月) 15:24、TBS NEWS DIG
「小中学校の給食費の無償化、これもぜひ実現したい」
そこまで給食費は高いわけではない
そう。すでに無償化している地域もあることは忘れてはいけない。
もちろん、意味はあるだろう。そもそも、中学校でやっているところややっていないところの差もあるわけで、そういった完全に平等でもないものを国が手を加える必要があるのかは謎。この少子化の中で子育てをしている人に意味のない可能性もあって果たして本当に意味があるのか。
アレルギーで弁当持参の子だっているだろう。平等な支援に見えてそうでもないように思う。ましてや国公立と私立ではまた事情も違う。
給食の実施率は95.6%である。これは小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校、夜間定時制高等学校を含むものである。もちろん小学校であれば、99%を超えているわけで、大多数の人に支援は行き届くかもしれない。でもそれやるなら完全給食の実施をしてからのような気もする。
令和3年度の文部科学省の資料によると、月平均は小学校で4,477円、中学校で5,121円となっている。同資料から算出すると、給食の実施数からすると、小学校が3040万、中学校以上で1769万の費用が掛かることになる。
こうやって見ると国家予算レベルからすると大したことがないわけではある。でも今までしてこなかった何かがあるように思う。というかそもそも月5000円ということは、1日250円ちょっと。最近の物価上昇で上げているかもしれないが、300円ぐらい?
支払っている金額からすれば、それこそ食材の原価レベルであって、そのぐらいは負担していいようにも思う。結局、生きている以上食事はするのだ。
将来を考えるのであれば支出の見直しをしてほしい
結局、子どもたちの将来を考えるのであれば、適切な税金を使っていただきたいところである。
謎の税金があったり、あからさまに無駄な事業があったり、国会で無駄な時間を空費していたりと改善する点はいくらでもあるのだ。
それこそ、子育て支援、少子化対策といって謎に支出をするのではなく、国民が生きやすい環境を作るべきだ。老人偏重ではなく、未来を見据えた投資をする必要性を訴えれば理解されるだろう。
票が欲しいがあまり、やはり自民党といえども現実が見えていないのだろうか。
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