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自公が強いのか、オール沖縄が弱いのか 

地方自治

任期満了に伴う第23回那覇市長選が23日投開票され、無所属新人で前那覇市副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=が6万4165票を獲得し初当選した。一騎打ちとなった「オール沖縄」勢力が推す前県議の翁長雄治氏(35)=立民、共産、社大、社民、れいわ、にぬふぁぶし推薦=に1万40票差をつけた。今回は「オール沖縄」を構築した故翁長雄志氏の後継知事の玉城デニー氏と、後継市長の城間幹子氏がそれぞれ両候補の支援に回る異例ともいえる「代理対決」の構図となった。県内首長選で自公の勢いが増しており、市長選では今年1月の名護から7連勝となった。

那覇市長に知念氏が初当選 「オール沖縄」翁長氏に1万票差 自公は市長選7連勝、沖縄タイムス、2022/10/23 22:48
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沖縄県内の市長選では7連勝

上記記事でもふれたが、これで沖縄県内の市長選挙は自公側が勝っている。今年に入ってから負けていないのだ。

その間、知事選や参議院選もあったわけだが、市長選は自公が勝てているのだ。知事選では、那覇市は玉城デニー氏に53.30%の得票率を誇っていたのにである。

これは、市長は「市」のことをしてほしい表れかもしれない。

 名護市辺野古の新基地建設に対しては「日米両政府に県民投票の結果の尊重を求める」としながら「反対はしない」との立場。玉城県政とは「是々非々で向き合う」とする。

 一方、翁長氏は故雄志氏の息子として高い知名度を生かし、「子育て日本一の那覇市」を掲げた。玉城知事と連携し、新基地建設反対と明確な政治姿勢を打ち出したが、支持は広がらなかった。

那覇市長に知念氏が初当選 「オール沖縄」翁長氏に1万票差 自公は市長選7連勝、沖縄タイムス、2022/10/23 22:48

記事にもある通り、オール沖縄はなぜか「名護市辺野古の新基地建設反対」という明確な政治姿勢を打ち出しているそうだ。那覇市選であるのにかかわらず、なぜか「名護市」の基地反対というのがアピールポイントのようだ。

それでは、さすがに支持は集まらないだろう。今回は那覇市長選なのだ。

オール沖縄で立っていると、そもそも市政上の論点でないものでも取り上げられるのは興味深いところだろう。ほかの自治体であれば、泡沫候補がやるようなことで、市長は市政をやるのだから。

ほかの自治体のことをやりたいのであれば、その市に立候補をすればいいわけであるし当然の結果なのかもしれない。(とはいえ1万票差だが)

そもそもオール沖縄とは何だったのか

wikipediaを文献にするのは決して良くはないだろうが、wikipediaのオール沖縄の概説の表現がすべてな気がする。(参考

スタートは、2012年に元自民党沖縄県連幹事長の翁長雄志氏スローガンを掲げ始めたところからというべきなのだろうが、選挙としては2014年の沖縄県知事選となるのだろう。ここで翁長氏は立候補をし、当選することとなるわけだが、ここから選挙として(自公側との)対立軸が生じたといえよう。

2018年に翁長氏が亡くなり、頭を失ったともいえるのかもしれない。翁長氏から後継指名されていた金秀グループの呉屋氏と玉城氏。玉城氏は知事に当選し、現在も務めているわけだが、もう一方の呉屋氏は2018年にオール沖縄の共同代表を辞任し、2021年衆院選では自民候補を支持している。

結局、翁長氏を慕って集まった集まりでもあったのだろう。しかしその本人がいなくなり、共産社民をはじめとする革新共闘の側面が強くなるようになってしまった。

翁長氏は元々自民党であるように、基地という面では自公に反対しているが、保守である側面もあるのだろう。だからこそ、翁長氏の後継である城間市長は知念氏側についたのだろう。

そもそもは保守だったのだ。やはり、保守と共産・社民は相いれないものがあるのかもしれない。

地方自治沖縄県
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