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NHKのワールドカップ集中放送はおかしい

NHK

NHKは公共放送なのだ。国会が開いている今伝えることは何かしらあるはずなのだ。しかし、ワールドカップのことばかりを報道するのはなぜなのか。

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莫大な放映権を支払っているのはわかる

莫大な放映権を支払っているのはわかる。だからこそ見てほしいし、視聴率もある程度なければいけないのかもしれない。

ただ、NHKは公共放送なのだ。国民から受信料を集めて放送している放送局だ。別に視聴率が悪くてこまることもない(契約数が減るかもしれないけど)。

サッカーのワールドカップとなれば民放だって報じる。今回は日本での中心はABEMAなんだろうが、テレビ局に限って言えば一番多いのがNHKで、テレビ朝日とフジテレビが同数だ。開幕戦と決勝の放映権はNHKが持っているのだ。

2018年のNHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジ、テレビ東京と在京キー局(とテレビ東京)が手を挙げていたのと比較すると民放各局は手を引いたといえるのだろうか。(単に高騰したからそこまでの費用対効果がないというのもあるだろうが)

提示金額が200億円超えともいわれる中で、電通経由のJC(NHK+民放)が投げ出し、ABEMAが参入となった。NHK、テレビ朝日、フジテレビがサブライセンスという立ち位置ではあろう。一部報道では200億円としているそうで、その程度は支払ってはいるのだろう。試合数でみると、abema64試合、NHK21試合、テレビ朝日10試合、フジテレビ10試合。割合で考えると40億円ぐらいは使っていそう。全試合ダイジェストやデイリーハイライトあたりで映像をバンバン使っていることを考えると50億以上はNHKは結局使っている気がする。

そのうえ、タレントやら解説者を呼ぶし、実況も現地から行っている。単に国際映像を買うだけでなく現地へ派遣している。となるとその費用も当然掛かってくるわけで、それなりに加算されていくことになるのだろう。

1時間のニュース番組で28分も前日の試合を報じるのはやりすぎ

ただでさえろくなニュース番組が少ない日本で、11月24日のニュースウォッチ9では実に28分もサッカー日本代表を取り上げた。そのくせ、スポーツコーナーは別途設けており、3分ほど別の試合を報じている。

ニュースウォッチ9は、なんちゃってニュース番組であるし、こういう構成で放送することが多いのは事実だが、「▽ニュースも、角度を変えると発見がある▽夜9時・日本の、世界のニュースを詳しく」と自分たちで謳っている方針すら忘れているのだろうか。別にサッカーだけが世界のニュースではないのだ。

しかもこの番組の前の時間帯で45分間のデイリーハイライトを放送していたのだ。そこでも当然禍のように日本代表を取り上げていたわけだ。

日本代表の試合は前日の午後10時からで日付が変わる前ぐらいには終わっていたように思う。ほぼ1日たって、そこまで大々的に報じる必要は果たしてあるのだろうか。

デイリーハイライトを設けているのであればそちらで取り上げるのは十分理解できる。しかし、ニュースの時間にそのことだけに時間を割いて報じるのは、公共放送としてどうなのだろうか。

前日は祝日だったとはいえ、19時台からほぼサッカーであったわけで、公共放送であることを忘れてしまったのだろうか。

民放がやらないものに着目するのが公共放送の役目では

民放で放送されない日本選手権をNHKが放送していることはよくあるが、こういったスポーツ中継は公共放送として意味のあるものだろう。

しかし、ワールドカップのような大々的なイベントでかつ民放他局が手を挙げているのをみると、NHKが手を上げなくても日本代表戦はどこかが放送していただろうし、注目カードの地上波放送はあったように思う。

そう考えると、国民から集めた受信料の使い道としては正当なものなのか疑いの余地があるように思えてならないのだ。

NHKメディア
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