定期的に炎上する番組を結局今現在に至るまで放送し続けている。ということは、炎上までを含めてこの番組の形を言うべきなのかもしれない。
広告収入さえあれば続く
結局はこれに尽きるのだろう。提供してくれるスポンサーがいる。
視聴率は二の次でよくて、そのスポンサーが低迷した番組でもお金を出してくれれば続くだろう。
広告収入があるうえで、それなりに視聴率が取れればそれでよい。別に出演者がどうなろうが、自局とスポンサーの名誉さえ傷つけられなければ問題ないのがテレビ局のスタンスだろう。
同じような事象は何度も繰り返されてきたわけで、これがこの番組のスタイルそのものであって狙った形なんだろう。
提供する側も酷評される可能性を理解して出演しているのだろうから、TBSと各社は盛り上がればOK的なスタンスではあるのだろう。ただ、商品開発者自身が番組に出たいと思い出演しているのかは知らない。
炎上すれば、宣伝効果にもなるわけで、提供する商品を出す企業はその分売上が上がる可能性すらある。
バラエティ番組ではあるのだろうが、どこがおもしろいのかは私には理解はできない。
2022年11月 ロイヤルホスト
有名料理人が、コンビニや飲食チェーンの人気商品を“ジャッジ”することで話題のTBS系「ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!SP」(後6・51)が26日、放送され、ジャッジの結果が話題を集めている。 26日の放送では、ロイヤルホストが舞台に。看板メニューの「パンケーキ」が酷評され、7人中6人が不合格の札を上げた。審査員たちは「古い形にこだわりすぎ」「家でも焼けるんじゃないか」と評価の理由を語った。
TBS「ジョブチューン」でロイホのパンケーキが酷評も… 有名シェフが反応「おいしさに優劣はない」、スポニチアネックス、2022/11/27 12:53
今回のロイヤルホスト「パンケーキ」。
2022年1月 ファミリーマート
思い返せば、今年の新年は「ツナマヨおにぎり」でスタートした。
2022年1月1日に放送されたバラエティ特番「ジョブチューン~元日SP~」(TBS系)の放送内容が波紋を広げている。
プロの料理人が大手コンビニの商品を食べて評価を下すという企画だったが、シェフの一人が「僕に食べてみたいって気にさせない」と商品を食べずに判定しようとし、コンビニの商品開発担当者が涙ぐむ一幕があった。
ネット上の視聴者からは「流石に失礼すぎない?」「正月から見ていてつらかった」などの声が聞かれた一方で、「厳しいけど納得」「手に取らないと始まらない」とシェフの行動に理解を示す声もあった
ファミマ担当者ガチ泣き…辛辣審査が波紋 ジョブチューン酷評シェフに「流石に失礼」「見ていてつらかった」、JCASTニュース、2022/1/2 16:09
弁護士ドットコムのニュースにはテレビプロデューサーが「良質な番組」と称しているのが一般視聴者との乖離を示していて面白い。テレビ番組を作っている人にとっては、
そしてこの番組は最近の「テレビ不信・テレビ離れ」を食い止めている側面もあると私は思う。最近の視聴者の中には「どうせテレビなんてスポンサーの都合の良いように忖度されている」とか「テレビ番組には巧みに宣伝が潜り込まされている」などと考えている人も多いと思うが、「ジョブチューン」はその概念を打ち壊してくれているわけだ。商品について酷評され、泣く大企業の担当者。「そうか、テレビでもこういう忖度のない批評が可能なのだな」と思わせてくれる。それはある意味テレビバラエティの信頼感を高めてくれさえするのだ。
(略)
こうしたリアリティのあるバラエティー番組は、人間のいろいろな「真実の姿」が垣間見えて実に面白い。しかし、その性質上「出演者が非難され、誹謗中傷される」危険性も本質的に孕んでいる。
和風ツナマヨの試食拒否は「真摯なダメ出し」 視聴者の態度が「良質な番組」を潰す可能性、弁護ドットコムニュース、2022/1/11 11:20
ぜひ、番組制作サイドには、出演者を守る姿勢を求めたいし、テレビを見る私たちは「きちんと前後の文脈を見て判断し、理性的な反応をする」ことで、こうした良質な番組をはぐくみ育ててもらいたいものである。
と見えるらしい。リアリティのあるバラエティー番組というカテゴライズをするらしい。
それ以前のもの
ブログ的なものばかりだけど。
調べればいくらでも出てくる。
結局はステマ番組であることを理解するべきだろう
そもそも、ステマをする番組なのだ。
CMを出しているスポンサー企業でないところとタイアップするわけで、そこに金銭が発生している可能性はある。となると、TBSや出演企業はこれでよいのだ。
そもそも1月にもそれなりに盛り上がっていたわけだ。でもこのスタンスは変わらず続いているわけで、視聴者をあおりに行くスタイルはわかっていないわけだ。つまり、この番組はこれで完成形なのだ。
そもそも一流(笑)料理人と一般市民がかかわることなどないのだ。タレントの人だったりすれば行くこともあるのかもしれないが。一般市民のチープなジャンクフードのおいしさなど、一流(笑)料理人が評価をすることはないだろう。
そもそも争っているカテゴリが違うのだ。
もちろん出演者の生命や財産に危険を及ぼしてはならないが、メディアがレッテル貼りに使うために使われていることぐらい、わかっていそうなものだし、悪意の持った表現をされることも分かっているはずだ。2013年からやっているものだし、定期的に盛り上がっているわけで。
そう考えると、酷評をしたりすれば「バラエティ番組」のスタッフがいい感じに悪役キャラとして色付けをする。このぐらいは容易に想像がつく。そうなると、今の時代一番被害を被るのはその発言をした人になぜかされてしまうのだ。色付けを番組がしたとしても。
これだけ長く続いている番組で、商品を提供する側も判定する側も誰かしらで続けているということは、彼らにはうまみがあるのだ。そう思うとばかばかしくなるだけで余計見る気など起きないのは言うまでもないが。
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